なぜ台風は生まれるの?
まず、答え
あたたかい海の上で、海の水がさかんに蒸発して水蒸気になり、それが上へのぼって大きな雲の渦を作るからです。台風は、あたたかい海がエネルギーのもとです。
どうして?
夏から秋、南の海はよくあたたまります。あたたかい海の上では、水がどんどん蒸発して水蒸気になり、軽くなった空気が上へのぼります。上空で水蒸気が冷えて雲になるとき、たくさんの熱を出します。その熱でさらに空気がのぼり、まわりの空気が吸い込まれて、だんだん大きな渦に育ちます。これが台風です。
もう一歩
台風のエネルギー源は、海から蒸発した水蒸気が、雲になるときに出す熱です。だから海の水の温度が高いほど発達しやすく、冷たい海や陸の上では力が弱まります。地球の自転(コリオリの力)で渦を巻きながら、あたたかい海の上を進むあいだに、成長していきます。
へぇ、となる話
海の水温が高い年ほど、強い台風が生まれやすくなります。台風は、あたたかい南の海の熱を北へ運ぶ、地球の大きな「熱の宅配便」のような役割もしているのです。
身のまわりの同じしくみ
夏から秋に多い台風、あたたかい海、天気図に出る大きな渦。あたたかい海と水蒸気が台風を育てます。