なぜセミは夏に一斉に鳴くの?
まず、答え
セミは気温が高い夏にだけ地上に出て、短い間に相手を見つけるために、いっせいに鳴くからです。
どうして?
セミは、長い間を幼虫として土の中で過ごします。あたたかくなる夏に地上へ出て、おとなになります。おとなのセミの命は短いので、その間にオスは大きな声で鳴いて、メスを呼びます。同じ種類のセミが同じ時期に地上へ出てくるので、いっせいに鳴いているように聞こえます。気温が高いほど、活発に鳴きます。
もう一歩
鳴くのはおもにオスで、おなかにある専用の器官をふるわせて音を出しています。種類ごとに、鳴く時間帯や季節が少しずつちがいます(朝はクマゼミ、夕方はヒグラシ、など)。だから鳴き声で、種類や時刻の見当がつきます。気温の低い朝夕や、涼しい日は、鳴き声が少なくなります。
へぇ、となる話
種類によっては、幼虫として何年も土の中で過ごします。長い地中の生活のあと、地上での夏はほんの数週間。あの大合唱は、短い夏にかけた必死の呼びかけなのです。
身のまわりの同じしくみ
夏の朝のセミしぐれ、夕方に鳴くヒグラシ、木にのこるセミのぬけがら。夏の音は生きものの営みです。
こんなことにも
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