なぜ夏はジメジメするの?
まず、答え
夏がジメジメするのは、あたたかい空気ほど、たくさんの水分(水蒸気)を含むことができるからです。空気の中に水がたっぷり入っている状態が、あの蒸し暑さの正体です。
どうして?
空気の中には、目に見えない水が水蒸気としてまざっています。この水を含める量には限りがあって、その限界は空気の温度で変わります。あたたかい空気ほど、たくさんの水を含めます。
夏は気温が高いので、空気はたっぷり水を含めます。そこに海や地面から水がどんどん蒸発してまざると、空気は水びたしのような状態になります。
わたしたちは汗をかいて体を冷やしますが、まわりの空気がすでに水でいっぱいだと、汗が蒸発しにくくなります。だから体が冷えず、ベタベタして蒸し暑く感じるのです。
もう一歩
空気がどれくらい水を含んでいるかを表すのが「湿度」です。同じ気温でも、湿度が高いほど蒸し暑く感じます。
天気予報でいう湿度(相対湿度)は、「その温度で含める限界の量に対して、いま何パーセント入っているか」を表します。だから、気温が下がると含める限界も下がり、含みきれなくなった水が水滴になって出てきます。これが、夏の朝の草の露や、冷たい飲みもののコップにつく水のしくみです。
へぇ、となる話
同じ30度でも、からっとした日と蒸し暑い日があります。ちがいは湿度です。砂漠は昼にとても暑くても空気がかわいているので、日本の夏よりも過ごしやすいと感じることがあります。暑さの感じ方は、温度だけでは決まりません。
身のまわりの同じしくみ
冷たい麦茶のコップのまわりが水でぬれる、おふろ場の鏡がくもる、冬の窓がくもる。どれも、空気が含みきれなくなった水が、水滴になって出てくる同じしくみです。
こんなことにも
この考え方は、こんな「なぜ?」にもつながります。まだ記事がないものは、気になったら下の「もっと知りたい」から送ってね。